(巻二十)わたしの顔が覗かれており白菊黄菊(篠原信久)

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10月15日月曜日

一通りの家事活動を終えて、箪笥の詰め替えをした。Tシャツ・短パン類を天袋に上げて、トレーナーを下ろした。
昼飯の後の自由時間はお花茶屋駅前まで散歩した。
住んでいる団地のポストには近辺の中古マンションの売り広告が差し込まれるが、亀有駅まで徒歩十五分、京成線のお花茶屋駅まで十八分と云うのが最寄駅までの案内である。
亀有桜通りから曳舟川親水公園通りに出てお花茶屋駅方向を眺めると京成の電車が走っているのが何とか見えた。一本道である。

この道は一本道か秋の暮(深作欣二)

スタスタと20分歩いてお花茶屋駅前商店街に入った。昔ながらの魚屋、肉屋、八百屋もあるが店も主もかなり草臥れている。新規開店らしきは惣菜屋と寿司の持ち帰り専門店と洒落たパン屋だ。要は自宅で調理する食材屋は消えていくわけだ。
有り難いことに古本屋が二軒あったのでのぞいてみたが、平成の作家のケバケバしい古本ばかりである。そんな中の一冊、

「「もの」で読む入門シェイクスピア - 松岡和子」ちくま文庫

を350円(税抜き)で 土産代わりに 買った。

草臥て土にとまるや秋の蝶(大島りゅうた)

再び曳舟川通り戻ると、なんとここにも“ときわ食堂”があるではないか!
この店にはホッピーがないのでウイスキーハイボールにして、つまみはハムエッグにした。亀有の店はハム二枚に目玉二個で380円である。お花茶屋のこの店は300円だがハム二枚で目玉は一つだ。

勘定を払いながら、
“亀有のときわと系列?”と訊くと。
“同じ会には入ってますよ。でもあっちの店は繁盛してますよね。”と言った。
確かに一時半で客は私だけだからちょっと寂しい。

しぐるるや堀江の茶屋に客ひとり(芥川龍之介)

私の棲むこのあたりを一枚で物語るハザード表示があったのでご紹介致す。

どぶ浚ふ河より低き四ツ木町(平河内群寿)

四ツ木は同区内です。

今日のコチコチ読書、

和文

伊勢神宮の今日的な意味 - 曽野綾子新潮文庫 百年目 から

*三分の2あたりまで読み進んで参りました。後半に入り説明文が増えてきましたので少し読みやすくなりました。

梅干しでにぎるか結ぶか麦のめし(永六輔)

ケチをつけるなら、以下の文中の

私たちはまた御塩殿神社にも立ち寄った。自然の海水を保管し、水分を蒸発させてから、その鹹水を平鍋で一昼夜煮詰める。大きなお握りほどの三角錐に結んで焼き固めた荒塩は、単価として一万円ほどもかかっている、と誰かが俗っぽい原価計算の話を聞かせてくれた。

*“お握りほど”ではなく“お結びほど”ではなかったのだろうか、三角錐であれば。

英文、

School bullying - The unhappiest days in their lives (The Economist October 6th 2018) いじめ、イジメ

を読み終え、

Beijing censors bad economic news - by Sui-Lee Wee and Li Yuan NYT October 1, 2018 経済ニュース統制

を読み始めました。