(巻二十一)歯にあてて夜食の丼厚きかな(菊地龍三)

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4月4日木曜日

気にかかることがあり、船荷証券など海運法令に詳しい親分に教えを乞い、通関手続きのエキスパートのキタさんに教えを乞い、予備知識を得た上でお役所に教えを乞いに出掛けました。

コンテナ船発てり春の陽満載し(大串章)

途中東京港を眺めますと、水温むの感が伝わって参りました。

水温む鯨が海を選んだ日(土肥あき子)

お役所で相談を受けていただき、帰りに新橋烏森の天下一で昼食といたしたが、早々と冷し中華が出ていたので初物をいただいた。

冷し中華普通に旨しまだ純情(大迫弘昭)

はこの句は名句だと思っておりまして、冷し中華の初物をいただいたときは紹介させていただいております。多分、4月に冷し中華を食べたのは今年がはじめてだと思います。

今日は各専門家から知識を分けていただき、相談にのっていただき、冷し中華をいただいた、おまけにお叱りまでいただいたという“いただきっぱなし”の一日でございました。

叱られて目をつぶる猫春隣(久保田万太郎)

オフィスを出たのは五時過ぎでしたが、明日から五連休ですからありがたいことです。
だんだんと確信犯になっていきますなあ。

春愁と怠け心の分け難し(野坂紅羽)

それにから返納する国民健康保険証が郵送されてきた。これまた、めでたい話でありまして、はいつでもいなくなれます。はいい子でいればお家においてあげると言ってくれていますし、これも嬉しいお言葉です。

叱られて拗ねたる夫の端居かな(内田歩)