(巻四十)耕人の折り返すとき山仰ぐ(久野茂樹)

4月15日月曜日

 

(巻四十)耕人の折り返すとき山仰ぐ(久野茂樹)

 

晴れ。朝家事は夜すすぎした洗濯物の外干しだけ。細君は眼科に行って帰ってきたが結果が思わしくなく落ち込んでいる。それでもこの歳まで来られたんだから、と自らを励ましている。

昼飯は鶏牛蒡のおこわと天ぷらうどん。勿論、パックにカップ

昼飯喰って、一息入れて、散歩。町内の絵所を求めて歩き、図書館の花壇、亀中の鉢植え、クロちゃんの公園の藤棚を撮影いたす。

桜は描きにくいが、他の花はゴテゴテに気を付ければ色を使ってももよさそうだ。今日は農産高校前の花壇と江戸城のどこかを画題として二枚描いた。

今日はおとなしく7ELEVENでアイス・コーヒーを喫しておいた。7ELEVENの若いおねえさんの笑顔はすばらしい。しばらくはローソン、ファミマにご無沙汰となろう。

猫はコンちゃん。クロちゃんは不在。 

願い事-ポックリ御陀仏。知らずに仏。

 

のどかさや今しばらくの迷い道(杉村克代)

 

 

昨日はブログ「随筆筆写」に29人の方が訪れ、31のアクセスがあった。アクセスのトップ(アクセス4)は

「東京-大阪、深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと - スズキナオ」

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32451963/

2位(アクセス2)は、

サザエさんの性生活 - 寺山修司」角川文庫 家出のすすめ から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32296453/

「新生『SMキング』(抜書) - 団鬼六講談社 快楽王団鬼六 から
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32328339/

「ベーカリー・金林達郎 - 村松友視」文春文庫 帝国ホテルの不思議 から
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32343461/

「回転寿司と財産犯 - 橋爪隆」巻頭言、法学教室2022年2月号

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32387538/

「文士の生活 - 永井荷風岩波書店荷風全集第十一巻 から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/33207696/

「死亡推定時刻はどう推理する? - 上野正彦」朝日文庫 死体の教科書 から
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/33674142/

で、「パン」と「寿司」がきたので「蕎麦」を紐づけ致しました。

「無題 ー 立川談志」文春文庫 そばと私 から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32296054/

 

余録:家事手伝いのあと、NHK基礎化学の15課「物質の性質を学ぶ(1)~無機物質~」を視聴致す。導入の無機物サンプルと有機物サンプルの判別についてはできた。その後ポケットカイロの発熱を無機物である鉄の酸化で説明。そのあと各種実験と映像で無機物の用途や新素材の開発状況が紹介された。まっ、それはそれとして、鉄の酸化の化学式を確認しようと購入した「チャート式新化学基礎」の第三章、1酸化と還元の節を開いたが、「銅の加熱で酸化銅」で始まっていて鉄の酸化は出てこない。そこでネットを浚ったら、個別指導のトライさんが懇切なビデオを流してくれていた。ちなみに中学二年生向け。化学式は2Fe+O2→FeOとの由。少しずつ理解を深めて参りましょう。

 

Side note: After helping with housework, I watched lesson 15 of NHK Basic Chemistry "Learning the Properties of Substances (1): Inorganic Substances ~". I was able to distinguish between the inorganic goods and the organic goods in question. Then, the heat generation of the pocket warmer is explained by the oxidation of iron, which is an inorganic substance. After that, various experiments and videos were shown to introduce the use of inorganic substances and the development status of new materials. I opened section 3, 1 Oxidation and Reduction of the "New Chemistry Fundamentals" that I bought to confirm the chemical formula of iron oxidation, but the section starts with "Copper oxide by heating copper" and iron oxidation does not appear. So I browsed the net, and “Tutor Try” offered a free and friendly video about oxidation. By the way, the program is for the second year of junior high school. The chemical formula is 2Fe+O2→FeO. Let's deepen my understanding of chemistry little by little.

 

 

(巻四十)かくて又しばらくつづく冷奴(菅野仁)

4月14日日曜日

 

(巻四十)かくて又しばらくつづく冷奴(菅野仁)

 

晴れ。朝家事は掃き掃除と、布団干しに、マット干し。俳壇が届くも我が入選句なし。寺を描くがまとまらず。

昼飯喰って、一息を忘れて散歩。巷は花盛りである。久しぶりに農産高校正門の花壇を拝見しに参った。

その後は猫のコースに戻る。稲荷のコンちゃんは日陰で涼んでいたが、そばまで来てくれて、一鳴きしてから元の日陰に戻って行った。随分可愛い性格になってきた。クロちゃんは不在。日曜日はどこかでペットになっているのだろう。それほど飲みたい訳ではなかったが桜の花びらが舞う中で飲んでみるかと生協に入りつまみを物色。鰹のたたきがあったのでそれにして、醤油の小袋を確保のうえで缶酎ハイのロング缶を確保。

断つほどの酒にはあらず初鰹(鷹羽狩行)

いつものフーコの公園に参る。フーコが登場したたき一切れとスナックを一袋振る舞う。桜通りのベンチでピクニックをする若夫婦あり。

これ以上はなにも貰えないと察したフーコが退場。ロング缶はやや多すぎか。私も時間なのでゴミ集積所経由帰宅。

豚鍋の番をして鮭を焼く。

 

 

願い事-ポックリ御陀仏。知らずに仏。

 

この年も桜に置いて行かれけり(柿坂伸子)

 

 

昨日はブログ「随筆筆写」に29人の方が訪れ、31のアクセスがあった。アクセスのトップ(アクセス3)は

「東京-大阪、深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと - スズキナオ」

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32451963/

「運転士や車掌は何を食べていたか - 岩成政和」国鉄食堂車の繁盛記・食堂車バンザイ! から
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/33266534/

2位(アクセス2)は、

「卒業生へのはなむけの言葉ー中島義道新潮文庫“私の嫌いな10の人びと”から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32294439/

「職業としての小説家ー村上春樹新潮文庫から“小説家になった頃”の一部を書き取り

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32294567/

サザエさんの性生活 - 寺山修司」角川文庫 家出のすすめ から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32296453/

で、「食堂車」に絡めて、

「列車食堂の為に弁ず - 内田百ケン」福武文庫 百鬼園先生言行録 から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32297661/

を紐づけ致しました。

余録:「画ばかり描いていないで、もう少しうちのこともやってくださいな!」と言うので、「遺作を売って君が少しでもいい老人ホームに入れるよう描き貯めているのだよ。」と返したら、呆れて出て行った。ここまでくると「馬鹿一」である。

「ある有料老人ホームの風景 - 山崎正和」ベスト・エッセイ2015 から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32321603/

「馬鹿一 - 武者小路実篤

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/33216240/

Sidenote: "Don't just draw pictures, do a little more about housework" She said, “I am compiling my works so that you can sell my posthumous works and get into a nice nursing home.” When I replied, she was stunned and walked out. Getting so conceited, and it is almost "idiot one".

 

「歯医者 - 戸井田道三」戸井田道三の本 1 こころ 原題:「身中の虫」

 

「歯医者 - 戸井田道三」戸井田道三の本 1 こころ 原題:「身中の虫」

 

このところ、一週間に一度ずつ、横浜までこんだ電車で歯科医にかよっている。
私は元来、歯の質はいいほうだった。ところが肺結核でしばしば喀血したたびに絶対安静をつづけねばならず、食事のあとの口掃除もできなかったことが原因で、以前はなかった虫食いが少しずつできた。
三十歳を過ぎたころは、いつのまにか奥歯がやられていた。戦争になった時点で、将来栄養不足がおこることにそなえて、歯をよくしておかないと結核に負けると思って、東京の医師に総点検して、手入れをしてもらった。おかげで戦後しばらくまで歯科にかからなくてすんだが、その五、年とともに歯ぐきがやせたり、金冠がはずれたりというあんばいで、少しずつ故障がでてきた。今住んでいる療養地で近所の医師にみてもらっていたが、あいにくこの人が亡くなってしまった。新しく未知の医師にかかるのがおっくうで、その後は放置しておいた。
ちかごろは、あっちこっちがわるくなり、臼歯が幾本もぐらぐらで、困った困ったといいながら、それでも、まだ歯科へいかなかった。戦争になったころの用心のよさと見通しのたしかさはもう私には縁のないものと自分できめていた。
歯は直したが、命のほうがもたなかったというのではなんのための歯の手入れかわからないというのが、私の理屈であった。あのいやなガリガリという脳にひびく治療をがまんし、入れ歯で歯ぐきを痛くして、少しまえよりましになったと思うころにはもう死んでしまい、遺族が焼き場で灰の中からわずかばかりの金を、「これが歯だったのよ」とひろい出したところで何になろう。私が歯医者にかからなくても誰も迷惑するわけでもないそう思ってがまんしていた。
ところが、思いのほか命のほうが長もちして、まだもう少しもちそうな気がしてきた。すると変に欲がでて、若いときにやろうと思いながら見すててきたテーマを、これからやってみようかなどと、つい色気が出るのである。たぶんダメだと、自分の限界を承知してはいるものの、それでも万一ということもある。宝クジにあたるくらいの可能性がないわけではない。やれなくてもともとと、変に自分の尻をたたきたくなるのである。
こうなると恩給も年金もない老後の不安など忘れて、もっと長生きして憎まれ者、世にはばかろうと覚悟して、歯医者へゆくこととはなったのである。
時間と体力の経済から一番近くの歯科へいったとたんに臼歯をぞろぞろと抜かれてしまった。手っとり早く十回も通院しないうちに入れ歯をつくってくれて時間の倹約にはなったが、どうも食事がうまくない。気になってしかたがないので、入れ歯をはずしてみたら、そのほうが具合がいい。でも前歯で豆をかむような不自然さがある。
さてどうしたものだろうと、気にしていたら、姪がスキーで知りあった歯医者さんで上手な人がいろから、ぜひみてもらえという。おじさんの本もよく読んで、おもしろいからと同じ本を十冊ずつ買って知りあいにくばってくれているのよ、と念をおした。
義理と人情とはおもんじるほうの私は、そういう話には弱いのである。私の本を買いあげて、たのまれもしないのに宣伝してくださっているお医者さんなら、かからずばなるまいと勇気を出していくことにした。
このお医者さんが横浜なのである。ちかごろは能も芝居も滅多に見ず、よほどの用がなければ列車に乗らぬ状態だが、一大決心とともに六月を歯の治療月間ときめてかよいはじめた。
なるほど名医なのかもしれない。私の歯をひとめ見て、百人に一人くらいのいい歯だとほめてくれた。そして上の歯と下の歯をかみあわさせてカチカチという音をきき、それだけで何番めの臼歯が強くあたっているなどという。
近所の医者のつくった義歯を入れていったのだが、それをけずったり足したりして、ようすをみながら直しましょうと、長い時間をかけてみてくれた。
おもしろいことに「具合がわるければ昼間はずしておいてもいいですが、寝るときははめておいて下さい」といわれた。歯は食べるために必要だから、昼間はめているべきもので、寝るときははずしてもいいのかと思っていた私は、まさに正反対のことを注意されて驚いてしまった。説明をきくと、なるほどそうなのである。
眠っているあいだも生きているのだから、義歯をはめておくと、それだけ馴れるのだそうである。ふつう痛くなければ、自分のどの歯がわるいとか欠けているとかいうことはわからない。意識していないのである。痛くなってはじめて歯が痛いと、歯の存在を意識する。それとおなじで、眠っているあいだに義歯を無意識化する作用が進行するらしいのである。
これは相当重要な問題をふくんでいるように思われる。

われわれは、働くために休むのか休むために働くのか、とよく問題にする。人生の目的如何の答えしだいで、それはちがってくる。もし価値を視野のそとにおけば、働くためとか休む(楽しむ)ためとかきめる必要はない。昼と夜とが交代するように労働と休養は交代しながら自然な生がくりかえされるだけだ。休養のかわりに睡眠をもってきても、おなじだ。働くために一定の睡眠が必要だというだけである。しかし、本来人間は眠っているのが本当の姿で起きて働いているのが仮りの姿だといえないこともない。働きかたは種々雑多だけれど、眠りかたは人間みなおなじだからである。
赤ん坊のころは特によく眠る。「ねる子は育つ」などと格言だかコトワザだか、よくきく言葉もある。胎内でも眠っていたのかもしれない。生まれてからあとも、その眠りの延長で眠っているのが常態で、醒めているのが特別な状態だとしたら、ちかごろ眠ってばかりいる私は老来、嬰児にかえって常態を獲得しつつあることになる。そのうち永眠して絶対に特別な状態である起きて働く状態にはもどらないはずである。
こう考えるのは、私自身正直いって、語呂あわせの詭弁でないこともないと思っている。考えるということをやっているのが眠っているあいだではないからである。だが、考えるということ自体があまり信用のできないことであることもたしかだし、考えずに済めば、ことによるとまちがいということはないのかもしれない。

(ここまでにしておきます。)

 

(巻四十)よかったようなそうでなかったような春(宇多喜代子)

4月13日土曜日

 

(巻四十)よかったようなそうでなかったような春(宇多喜代子)

 

夜すすぎをしなさいとのことになり、昨晩は風呂上がりに洗濯をして、部屋干しをした。

その洗濯物を今朝ベランダに干した。

その他家事なし。

妻の言ふとほりにしたり菊根分(安田明義)

細君が生協へ行き、買い残したお米ほかを買いに出かけた。ついでに、野点のつまみを下見。

今日は啄木忌。

靴裏に都会は固し啄木忌(秋元不死男)

NHKラジオの俳句には池田澄子氏が登場していたとの由。

落ちながら瀧であつたと気付くのか(池田澄子)

昼飯喰って、一息入れて、散歩。図書館返して借りた。うち一冊は「税務QA」という月刊誌。「法学教室」の巻頭随筆などが面白いので税務の方も面白い雑文が載っているかと借りてみたが、金のこと一本槍でゆとりがない。図書館からコンちゃんへ、満腹で眼も開けず。クロちゃんは外出先から跳んできた。隣接公園の藤棚はだいぶ盛り上がってきた。生協に寄り、鰤刺しと焼売二個と缶酎ハイを仕入れてフーコの公園に向かう。野点の支度をしているとフーコが現れた。さて、と思ったら醤油をとり忘れていた。脂っこい鰤をそのまま一切れ二切れ食べてはみたが、旨くはない。フーコにあげたがフーコも二切れ目は跨いでいた。焼売があったので、それで美味しく野点いたして、ゴミ集積所に寄ってゴミ片付け後、帰宅。

帰宅して、蕪の味噌汁を作り、鶏を焼く。

 

願い事-ポックリ御陀仏。知らずに仏。とにかくス~ッと消えて終いたい。

 

たんぽぽもけふ白頭に暮の春(召波)

 

 

昨日はブログ「随筆筆写」に20人の方が訪れ、27のアクセスがあった。アクセスのトップ(アクセス3)は

「ラビリンスの残る濹東の町-玉ノ井、鐘ヶ淵(墨田区) - 川本三郎ちくま文庫 私の東京町歩き から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32314512/

2位(アクセス2)は、

「美醜についてー福田恆存」筑摩文庫“私の幸福論”から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32294525/

九十一翁の呟き(抜書) - 南條範夫」文春文庫 01年版ベスト・エッセイ集 から
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32328326/

「「エサ」と酒 - 中島らも」ほろ酔い天国 から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/33736250/

で、「玉ノ井」で、

滝田ゆう玉の井と - 吉行淳之介」日本の名随筆 色街 から
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32338285/

を紐づけ致しました。

 

 

余録:過日、「法学教室3月号」で
「刑法 自動車事故における過失の判断 - 名古屋大学教授斎藤彰子」
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/33744206/

を拝読し、解説に感服いたした。
【解説】
《▲1 過失を違法要素と解するか責任要素と解するかにかかわらず、故意のない行為の処罰を正当化するためには、結果の予見可能性と回避可能性が必要であることに争いはない。いかに注意深く行動していたとしても、自分の行為から結果(犯罪事実)が発生する可能性があること、言い換えれば、自分の行為が結果をもたらす危険性を有する行為であることを認識し得ない場合、および、結果の予見が可能となった段階ではもはやその発生を回避することは不可能である場合には、結果の発生は不可抗力によるものであり、処罰してもおよそ犯罪予防効果は期待できないからである。
問題は、予見可能性であれ回避可能性であれ、それを判断する際に、前提としてどの程度の注意深さ、技能や知識を想定するかである。予見可能性については、一般論としては、本判決中でも述べられているように、「行為者と同じ立場にある通常人が行為者と同じ状況に置かれたとすれば結果等を予見することができるかを基準に判断すべき」とされているが、ここでの「通常人」とは、言うまでもなく、事実的概念(現実社会において事実として存在するありふれた人)ではなく、規範的概念(法の期待する注意深さ、技能、知識等を備えた人)である。》
ここで述べられている内容は刑法犯処断についての考え方であるが、過失が発生するのは日常茶飯事である。
仕事上で起こしてしまった不始末を指摘する上司も弁解する部下もこの辺りのことを通低に話が出来れば感情論にはなるまい。 

 

Sidenote: In the March issue of the Law School

"Criminal Law: Determination of Negligence in a Car Accident - Professor Akiko Saito, Nagoya University"

I read the article and was impressed by the explanation.

[ Explanation ]

Regardless of whether negligence is understood as an illegal or liability factor, there is no dispute that the foreseeability and avoidability of consequences are necessary to justify the punishment of unintentional acts. If, however careful you are, you cannot recognize that there may be consequences (criminal facts) from your actions, in other words, that your actions are an act that has the risk of consequences, and if it is no longer possible to avoid the occurrence of consequences on the stage when the consequences are foreseeable, then the occurrence of consequences is due to force majeure. This is because punishment cannot be expected to have a crime-prevention effect.

The question is how much attention, skill and knowledge should be assumed as a prerequisite when determining whether it is foreseeable or avoidable. As for foreseeability, as stated in this judgment, "it should be judged on the basis of whether the consequences can be foreseen if an ordinary person in the same position as the actor were placed in the same situation as the actor," but "ordinary person" here is not a factual concept (an ordinary person who exists as a fact in the real world), but a normative concept ( A person who possesses the attentiveness, skills, knowledge, etc. expected by the law). 》

What is described here is a way of thinking about the punishment of criminal offenses, but negligence occurs on a daily basis.

If the boss who points out the mismanagement that has occurred at work and the subordinate who makes excuses can talk about the issue with “foreseeability and avoidability” as their common understandings, it will not be an emotional argument.

 

(巻四十)こころもち向き合ふやうに雛飾る(仁平勝)

4月12日金曜日

 

(巻四十)こころもち向き合ふやうに雛飾る(仁平勝)

 

曇り晴れ。朝家事は台所換気扇のフィルター張り替え、掃除機がけ、ウエルシアへの買い物。

午後になるとクロちゃんの公園の藤棚は隣のマンションの陰になって暗くなるので、買い物のついでに見に行った。まだ垂れては来ないが、棚の上はだいぶ花盛り。

昼飯喰って、一息入れて、散歩に出たがぽつりぽつりと落ちてきたのでクロちゃんのところまで行って引き返した。クロちゃんは不在。一日、どの猫とも会わないのも淋しいので公園のフーコを呼んでみたら、駆けてきた。スナックをあげて、バイバイ。

肉野菜炒めの鍋番を致す。旨いものではない。が、贅沢を言ってはいけない

お絵描きは小田原城のお堀を描いてみたが、櫓の屋根が様にならない。まっ、修業だ。

願い事-ポックリ御陀仏。知らずに仏。

 

もう誰も気にしてをらぬ桜散る(抜井諒一)

 

 

昨日はブログ「随筆筆写」に25人の方が訪れ、32のアクセスがあった。アクセスのトップ(アクセス3)は

「英語の情緒性、日本語の論理性 - 杉本良夫」ちくま文庫 日本人をやめる方法ー杉本良夫から から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32294868/

「東京-大阪、深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと - スズキナオ」

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32451963/

3位(アクセス2)は、

サザエさんの性生活 - 寺山修司」角川文庫 家出のすすめ から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32296453/

ネス湖の生一本、グレン・モーランジー - 景山民夫新潮文庫 今宵もウイスキー から
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32312892/

「回転寿司と財産犯 - 橋爪隆」巻頭言、法学教室2022年2月号

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32387538/

「水増し請求と詐欺罪の成立範囲 - 早稲田大学教授杉本一敏」法学教室2023年3月号

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/33182716/

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/33403348/

正宗白鳥と珈琲 - 広津和郎」作家と珈琲 から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/33403348/

 

「あとがき - 本多勝一朝日文庫 日本語の作文技術 から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32297600/

 

余録:朝っぱらから千円床屋に行く。10分で一丁上がりの忙しい床屋さんだからあまり言葉を交わすことはないのだが、今日は少々話が転がった。一日中立ち仕事をしているオバチャンだから、「でもここまでは大病もせずに来られたんでしょ」と振り込んだら、若い頃の5か月にわたる大病のお話に火を点けてしまった。
「病気ジマンもいいかげんにします - 友川カズキちくま文庫 一人盆踊り から
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32327291/

 

Side note: I go to the barbershop in the morning. She is a busy barber who orders a person up in 10 minutes. So, we don't usually exchange many words, but today we talked a little. As she was working on her feet all day, so I said, "Any way, you've come so far without any serious illnesses, haven’t you?" This comment ignited her firewood and she told a story about a serious illness that lasted five months when she was young.