句歌控帳「立読抜盗句歌集」 襟あしの黒子あやふし朧月(武久夢二) 今日から巻六です。 細君の指の怪我もやっと抜糸までたどり着いたようです。 細君の診ていただいている先生は慎重派のようで、バンドエイドで保護して、水に濡らさないよう注意された、との…
まさをなる空よりしだれざくらかな(富安風生) 夫の恋見て見ぬふりの破れ傘(佐藤文子) おでん酒酌むや肝胆相照らし(山口誓子) 世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし(在原業平) 初雪にひとり出てゆく夜の町(太田和彦) 遠くまで行く秋風とすこし…
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