2016-08-05から1日間の記事一覧

(巻十一)立読抜盗句歌集

枯野の木寄れば桜でありにけり(村上鞆彦) いまわれは薔薇の棘と思はれているやいさぎよく身を引くべきや(外塚喬) 海恋し二十一年見ていない泳いでいない釣りしていない(郷隼人) 台風の一号生まるる二月かな(宮原みさを) 何もせず坐つてをりて玉の汗(島本よし…

(巻十一)夏至の夜の待ちくたびれし星一つ(岩本京子)

8月4日木曜日 お休みを頂き、細君のお供し松戸市にある地方銀行の小規模支店に参りました。 いわゆる三番手の地銀ですので、大手都市銀、地銀に遠慮してか、地代の安い場所を求めてか、この地銀のどの支店も駅前にはありません。松戸の店も伊勢丹の裏の坂…