2023-05-17から1日間の記事一覧

(巻三十六)立読抜盗句歌集

(巻三十六)立読抜盗句歌集 がみがみとぶつぶつ共に着ぶくれて(彦根伊波穂) 熱燗や酒が貴君を駄目にする(藤嶋務) 充分に娑婆見し蛇の穴に入る(羽鳥つねを) ものの影秋の長さを地に置ける(大瀬益太郎) 杞憂あり明けて朝来て毛布干す(鈴木明) 決めかねてまたひ…

(巻三十六)ポストまで春の一句と歩きけり(鬼形のふゆき)

(巻三十六)ポストまで春の一句と歩きけり(鬼形のふゆき) 5月16日火曜日 晴れ。細君がラジオから仕入れた話では今日は「旅の日」だそうで旅の曲がよくかかるという。さてその心だが、芭蕉が奥の細道へ旅だったひだからだそうだ。 で、はて?と 「五月雨、梅…