(巻三十二)ガマ(漢字)あるく自己顕示して自己嫌悪(川口裕敏)

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(巻三十二)ガマ(漢字)あるく自己顕示して自己嫌悪(川口裕敏)

1月26日水曜日

今日の午後は水道の修理があるかもしれないから家に居てくれというので午前中に図書館に出かけた。予約本の受け取りと角川俳句1月号を借りようと出かけた。角川俳句は25日が発行日で、最新号が届くと前月号の貸出しが可能になる。が、すでに貸出しされてしまったらしい。

雑誌閲覧室は満室でしたが、会話はないから感染率は低いのかもしれない。

帰りに生協に回りどら焼3個と胡麻煎餅一袋を買う。歯医者さんから前歯で硬いものを噛んではいかんと注意されているので胡麻煎餅は噛らないで細かく割ってから口に運んでいる。

顔本の猫愛護団体からの投稿動画はワンパターンだがそのワンパターンが故に安心して観ていられる。捨てられた人間不信の子猫が徐々に馴れて、餌を食べ始め、救出されて、獣医のところへ運ばれて手当てを受けて、風呂に入って綺麗になって、最後は懐でスヤスヤするか、じゃれてハシャグかで終わるハッピーエンドのワンパターンである。

一心に見上ぐる子猫貰ひけり(吉田葎)

猫との日々を描いた随筆は多いが、色川氏の『野良猫の兄弟』は異色で出色だ。

「野良猫の兄弟 - 色川武大新潮文庫 うらおもて人生録 から

https://nprtheeconomistworld.hatenablog.com/entry/2019/11/12/071349

願い事-生死直結で叶えてください。コワクナイ、コワクナイ。

風呂に入り肩まで冬を沈めけり(岡崎正宏)

風呂で沈んでしまうと云うのも一つの逝き方だ。苦しまなければどこでもよい。