句歌控帳「立読抜盗句歌集」
立ち飲みの店に芒の挿されある(物江里人)
昨晩は二合の酒のお陰で爆睡いたしました。
しかし、二合で出来上がりとは健全になったものです。
飲めるだけのめたるころのおでんかな(久保田万太郎)
元の上司が
「酒も女もニゴウまで!」
と下世話なことを言っていましたが、
句歌の方でも、酒は二合が適量のようです。
錆鮎で転がす二合徳利かな(星野三興)
かんがえて 飲みはじめたる 一合の 二合の酒の 夏のゆふぐれ (若山 牧水)
今日は憧れの方を、10メートルほど離れたところから拝むことができた。この前は後ろ姿だけでしたから、幸福感は大幅UPです。
鴨の中の一つの鴨を見ていたり(高浜虚子)
鴨に例えて、申し訳なく思いますが、在庫にうまい句歌がございません。
お許しくださいませ。
いい歳をしてと、お笑いでしょうが、僅かに残った余生も恋心、歌心を忘れずに生きたいと思います。
今生の狂ひが足らず秋蛍(手塚美佐)
2150時就寝。
断酒1日目達成
しっかり抜いて、美味い酒を飲みましょう!