句歌控帳「立読抜盗句歌集(巻七)」
座る余地まだ涅槃図の中にあり(平畑静塔)
細君とスーパーに買い物に出掛けた。
ほか、自宅で雑用。
俳壇歌壇
来年は捨てる約束更衣(中川幸子)
頭たれ耐えてをりしが椿落つ(モーレンカンプふゆこ)
目刺し焼き貧しからざる朝げかな ー 朝げ[漢字](三宅久美子)
余力なほ残してをりぬ落雲雀(岩崎ゆきひろ)
香しき檜の枡の角に塩のせて味わう一合の酒(兼松正直)
曲がりまがり朝の町内四千歩のぼりくだりす一筆書きに(相原法則)