本日の句歌

句歌控帳「立読抜盗句歌集(巻七)」


人体は心で変わる落葉かな(宗本智之)


日曜日の朝の買い物散歩デートは、バス通りのせんりょうの花見物から始まり、坂下通りの柿の木に結んだ小さな柿を愛で、公園通りの紫陽花と時計草を見て、新柏駅高架下の燕の巣で、行きの部を終えた。

帰りは、両手に買い物袋であり、下を向いて最短距離をさっさと歩いて帰ってくる。

俳壇歌壇:
山吹や山へと還る家の跡(中村康孝)
桜貝泣かれて妹に譲りけり(前田一草)
老鶯の隣家まで来て去りにけり(下村靖彦)

あさり殻、八朔の皮重くとも嬉しき春の恵みのゴミ袋(吉田壱朗)

かつて、嫁さんには、酒飲みの父親のところの長女がいい、と言われていましたが、細君は長女です。
義父は酒飲みではなかったようで、酒に寛容ではありません。

長女のためか、いろいろと我慢したようで、

桜貝泣かれて妹に譲りけり(前田一草)

のようたこともあったようです。


明日の朝と水曜日の朝はご町内のゴミ当番で、6時までにカラス用のネットとシートを広げておく仕事です。
ゴミの回収が済んだら、ネットほかを細君が片付けけます。
袋小路で、アパートもなく、皆さんルールを守って生活しています。


あさり殻、八朔の皮重くとも嬉しき春の恵みのゴミ袋(吉田壱朗)