(巻八)飲食はいやしきがよし牡丹雪(岸田稚魚)

11月1日日曜日

朝日俳壇:

名月や雲の配置に余情あり(福島テツ子)

一息を入れるつもりで蜜柑むく(服部康人)

生身魂せつなきときは早く寝る(小林たけし)

冷まじや酒にぶつける喉仏(星野良一)

月光や気恥かしきは過去すべて(伊藤壽子)


いい句と言う基準で句を選べる見識を持ち合わせていません。

そのときの心持ちに触れた句を選んでいるのだと思います。


今日の句で(巻八)の読み切りとなり、明日からは(巻九)になります。

このあと、(巻八)の句歌をまとめて載せます。

出勤や休みの間の時雨かな(潤)