(巻十三)午後からは頭が悪く芥子の花(星野立子)

1月20日金曜日

ズボン脱ぐ体は硬し尻寒し(潤)

昨日、つまり木曜日の夜、会社の新年会が汐留のコンラッドホテルで行われた。
先ずは社長の挨拶であるが、各部の数字と決算がその内容であり人柄が滲み出るという挨拶ではない。因みに今日発表になった経産省の“平成28年企業活動基本調査(28、553社を対象)によれば、平均売上が237億円で税引き前利益が9億弱だそうだ。平均よりは上の数字をうかがった。

福達磨買うて社長と呼ばれけり(山田圓子)

http://www.meti.go.jp/press/2016/01/20170119002/20170119002.html

半年更改の契約社員としては儲かっていていただかないと首が繋がらない。3月で更改なのだが?

妻子飢う蟻にも増して励まねば(上村占魚)

余興は社員バンドの歌唱と演奏でロックが2バンドとジャズが1バンドであった。上手いか下手かはわからないが、総勢で50人くらいの社員が与えられた演奏の機会に酔っていた。

別人の如き乙女の祭笛(黛衛和)

さて、食べ物であるが、いわゆるビッフェ、古くはバイキングと言うスタイルで和風の料理はなし。煮物、揚げ物、焼き物、フライドライス、コールドフィッシュはサーモンであった。物流業はガテン系なので、食い物は量がないと不満が出るとのことでした。

物流は今日も止まるを許されずまはりつづける魚のごとし(渋谷史恵)