(巻十四)「ねばならぬ」が何も無い日のこの自由定年恐れた自分をわらう(小野田多満)

4月14日金曜日

昼食に新橋の天下一で赤担々麺をいただきいた。冷やし中華を食べている客がいたが、そんな季節になってきたのだなあ!

時間があったので銀座口のビィクトリアで珈琲にしょうと回ってみた。しかし駅改装のためか、ビィクトリアは無くなっていた。この店では呑んだ後ラーメン代わりによくケーキと珈琲を楽しんだが、個性のあるお店が段々姿を消して行く。
時間潰しは本屋の立読みが行動パターンであったが、新橋駅界隈に本屋は見当たらない。移住先の駅の周りにも本屋はない。頼りは駅ナカの本屋になるが、いつまでも定期券があるわけではないし。

お台場でお願い事をしたあと5時ころ同僚と神田コーラクに入った。開店前で爺さんが一人で炭をおこしているところであった。爺さんから瓶ビールを貰って繋いでいるうちに大将があらわれ、火のおこったところで爺さんに焼いてもらった。爺さんは35年前から爺さんであったような気がする。

爺さんとふいに呼ばれたその日から始まりました爺さんの日々(山崎波浪)