(巻十五)駅で会ひカフェに別れしサングラス(須田真弓)

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7月27日木曜日

本日も成田空港のお役所に伺い第二関門の通過を図るが固くて通じず。
暫くは回り道でも明るい道と云うことになるが、実行はできるので半ば由と云うところか!

間違ひのもとは近道枯芒(木津和典)

帰社は格安バスにした。格安だからターミナルの一番端がバス乗り場である。東京駅・銀座数寄屋まで千円であるから京成電車よりも安くて速い。乗り場は端であったが数寄屋のバス停は西銀座デパートの前でここのところごった返しているサマージャンボの売り場の側である。
バス停の前の植え込みに「銀座の恋の物語」の歌碑があることは以前ご紹介したが、“銀恋”のとなりに「銀座の柳」の歌碑もあった。写真はバス停と柳である。

気に入らぬ風もあろうに柳かな(仙崖和尚)

そこから有楽町駅に向かったが、西銀座デパートの水着の広告のところで今年の流行を確認した。この夏はフリルの多い、つまり露出度の低い、可愛いがときめかない水着が主流のようだ。

水着選ぶいつしか彼の眼となって(黛まどか)

と頑張っても、それでうまくいくわけではないようだが

男運悪く水着のよく似合ふ(滝口明男)