(巻十六)煤逃によき図書館の遠さかな(大矢恒彦)

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11月15日水曜日

東武浅草駅から各駅停車東武動物公園行きに乗り、隅田川鉄橋を渡っているところで三越から電話が入りました。
業平橋駅に着いて直ぐに下車して折り返しの電話を入れました。取り寄せをお願いしていたシーツが届いたとのことでした。30分ほどで取りにうかがうと伝え
、ちょうど業平橋駅に上り浅草行きが入ってきたので乗車し、浅草からは地下鉄銀座線に乗換え三越に参りました。
担当の店員さんは初老のご婦人で比較的な話ですが、一度見たら忘れないタイプの方でしたから、直ぐに接触できました。
ご婦人店員さんも我輩の顔を忘れておりませんでしたので、我輩の面も比較的一度見たら忘れないタイプなのかもしれません。
シーツを受け取り、亀有まで戻り、相撲見たさに加賀廣に入りました。味付けもやしと鰻の肝焼きで黒ホッピーをやりながら結びの一番まで観戦いたしました。今日に限った事なのかどうかわかりませんが四つ相撲が二番ほどしかありませんでした。押し相撲というのでもなく、突っ張りと張り手応酬でしょっきりのようです。四つ相撲がいいな。贔屓の嘉風と高安が勝ちましたので旨い酒になりました。

いい気分で帰宅いたしますと、いきなり、「洗面所の電球が切れた。なんとかしてよ!」と騒がれて、現実世界に引き戻されました。

音のして電球きれし花の冷え(麻田すみえ)

メメントモリ