(巻十七)浴衣着て言葉やはらぐ夕べかな(早川典子)

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2月3日土曜日

部屋の仕切りドアの不調を業者さんが直しにくることになり、細君は夕飯の手を抜きたいと言い出した。

献立の手抜問はれし花疲れ(岡田順子)

恵方巻は食さない予定であったが、手抜きの埋め合わせに買ってきてくれと言われ駅前まで出掛けた。
折しも駅前の公園ではウインター・フェスタとかでバンドが演奏し屋台が出ていた。
焼そばで一杯と思い紛れ込んでみたが、焼そば屋がいないのでソーセージでお湯割りを二杯いただいた。
なぜかあの屋台のソース焼そばが食べたい。

焼そばのソースが濃くて花火なう(越智友亮)


節分で豆まきであるが、福を得るため鬼を追い出すのも“なん”である。

大声を出すは控へて福は内(高橋とも子)

鬼は居るのかもしれませんが、禍もいまのところはないようなので、このまま居てください。

冬晴の感謝で始む祈りの語(田川飛旅子)