3月24日土曜日
4時に目が覚めラジオ深夜便で脚本家の福田靖氏の対談を拝聴した。キムタク、松たか子、児玉清等が出演した検事ものの連ドラ“ヒーロー”の脚本で世に知られたそうである。
風呂敷に決め手の証拠春の風(大沢鷹雪)
“ヒーロー”は何回か見たが、笑いを取る役回りにされていた検察事務官たちの悲哀を思ったものです。
卒業名簿筐底にして小吏なり(野口喜代志)
脚本家はドラマの設計者で図面を引く立場あるそうですが、設計図を引くにあたっては制約多々あるとのことで、先ずはドラマの尺(時間)、次いで予算、ロケ地などなどあり、監督のイメージとの擦り合わせなどコミュニケーションを取る相手もかなりにのぼるとのことでした。秋からの朝ドラの脚本を担当するそうで、インスタント・ラーメンの発明者安藤百福さんの奥様が主人公のドラマだそうです。
強面の人との対話
石蕗の花(沼尾紫朗)
家事は午前中に積極的にこなした。通常の掃除などが予定より早く終わったと見るや、窓拭き網戸拭きが加重された。
それでも、それらを済ませ、早昼飯を頂いて午後のお暇をいただいた。
春たのしなせば片づく用ばかり(星野立子)
二時間少々の自由時間であるが先ずは図書館の前の灰皿にむかった。
灰皿の前の小公園では父子がソフトボールの稽古をしていたが、どうしても
球春や父の一徹子は不知(潤)
になってしまうようである。
ソフトボールと云っても子は本格的なソフトボールの投手の投球フォームでお遊びのソフトボールではない。
そのあとは駅前に
出て、ちょっといかがわしいビデオを観賞してなに食わぬ顔で米五キロをぶら下げて2時半に帰宅した。
吉行淳之介の「法廷私記」を読んで以来頭の片隅でおとなしくしていた“猥褻”が目覚めたようである。今日の検診の結果では未だ機能は残っているようである。誠におめでとうございます!
秋の夜を忍んで日劇ストリップ(高澤良一)
作法なき一人手前やほととぎす(野々上久去)