(巻十八)円涼し長方形も亦涼し(高野素十)

イメージ 1

イメージ 2

3月29日木曜日

布団に入ればすぐに眠りに落ちるが、4時には目が覚めてしまう。老いを感じるなあ。

明易しねむる力の衰へて(鈴木基之)

帰路の車中で写真の中吊りを見た。やや長いがメッセージが届くいい文句でありますなあ。
しかし、家族の無理解程度ではまだまだでありましょう。世の中の理解が得られないとなると反社会的な趣味と取られてしまうが、そういう意味ではなく世間の理解が得られない趣味には何があるのだろうか?
趣味が高じて世間の理解の外に出てしまったのをお宅というのだろうか?まだ家庭の不理解程度でも家庭だからお宅かな?

俳句とか写真なんて言うのは俗な趣味だな。でも俗物だからそれでいいや。俳句のお宅とか写真お宅と云うのは聞いたことがない。あまりにも俗過ぎてお宅には馴染まないな、確かに。

趣味だけが残った余生春来る(小川正純)

*趣味だけが残っていればよいが、余命も残り、金を含めて身内も友も何も残っていないとなると、ちょっと大変だ。

生協に立ち寄った。入口の脇に待ち犬さんを見止めて反射的に一撮いたした。今日の犬君は玩具犬ではなく立派な大型犬である。やはり大型犬はよろしいですな。おどおどしていない。ゆったり構えて主人を待っている。わたしゃお犬さんをちゃんと面倒見てあげられるタイプじゃないので、犬に限らず生き物の世話をできるタイプじゃないので見るだけにしております。
でも一緒にいたら可愛いだろうなあ。

長閑さや叱られている犬の貌(阪田昭風)