(巻十八)男といふ性は峠を過ぎゆきて赤いきつねを啜りいるなり(田島邦彦)

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5月30日水曜日

休みを取り細君と柏の銀行まで行方不明になった年金手帳の捜索に出掛けた。
行方不明になって以来、細君は私の部屋の何処かにあるはずだと言い、私は貸金庫ではないかと言ってきた。
そして今日、白黒がついた。

白黒をつけたがる癖桜散る(幸村睦子)

いずれにせよ心配が解決した。細君の機嫌も良くなり、良くなるとやたらに買い物をする。
そのなかで、皿を三枚買ったが、食器売り場に瀬戸物の金魚鉢が展示されていた。水が張られオモチャの金魚が泳いでいた。金魚鉢というのもよいものだ。

覗く目を逆に覗きし金魚鉢(杉本そうしゅう)

昼食はアスター、食後くまざわ書店に立ち寄った。書店内カフェがあった。これもファッションなのだろう。

備忘:年金手帳は机の引き出し。