(巻二十)田に向きて昼寝姿の死もありぬ(佐々本典太)

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9月16日日曜日

細君が昼飯は弁当かサンドウィッチにしたいと云うのであります。毎日毎日三食を三人分用意するのは疲れると云うのであります。
*ごもっともでもあります。
細君は駅前のビーンズで崎陽軒の弁当の売り出しがあるから買っておいでと云うのであります。そしてついでに『口福屋』でお萩も買っておいでと云うのであります。
ビーンズの開店は9時半ですが、少し前に着いたので、香取神社祭礼の別会場になっている公園に入り寄付の貼り出し板を覗いて見ましたが、通院している井口泌尿器科は三万円で最上段に貼り出されていました。飯屋の『ときわ』は出しているのかと探して見ましたが、ございませんでした。
昨日は雨天で御輿も大変でしたが、今日は町内会毎に担ぎ手が替わる本来のしきたりで回すようで、それぞれの町内会の法被で集まっていました。
ここの祭りは結構地域密着型で二十余基もの御輿が路地を練り、接待所が辻辻に設けられています。
ただここにも高齢化は押し寄せているようで御輿の担ぎ手にあまり若い衆が見えませんですね。

さて、昼飯ですが、焼売弁当ときな粉のお萩を一つ頂きました。昼飯にはやや重すぎで、すぐに眠気が襲うことになりました。なぜかこの満腹感と睡魔で“満腹居眠り姫”と渾名された野口公子さんのことを思い出した。実名を出しても問題はないでしょう?もう何十年もNZに住んでいるのですから。

昼から腹ごなしに散歩に出て、ついでに“ときわ”で一杯致した。“ときわ”の親爺は若い頃浅草で修業したそうで御輿も担いだそうです。「こっちの担ぎ方じゃ.....」とそこは一家言ございました。

今日のコチコチ読書、

福田恆存氏の美醜随筆とエコノミスト誌の裸の話は読み終わりました。

和文の方は、

「関税のからくり - 渡辺淳一」文春文庫 巻頭随筆 から

を読み始め、

英文の方は、

When teamwork works (The Economist September 8 2018) チームワークの利点と欠点

を読み始めました。

話題の分野で渡世いたしましたので、渡辺淳一先生のご不満も分からないわけではございません。

ご不満の骨子は以下のようでございます。

“ 世の中にはわからないことがいろいろあるが、税関の課税もその一つかもしれない。
先日、数人のグループでシンガポールへ行き、その帰りに二人の買い物が十万円をこえたので課税の申告をした。Aは総額ニ十六万円であり、Bは十五万円余であった。ところが、Aは一万二千円の課税であるのに、Bは二万円もとられた。十万円以上多く買物をしたAのほうが税金が少なく、少ない買物をしたBが多かったのである。これには日頃大人しいBも不満で、「納得できない」といい出した。
それは無理もない。一般に所得の多い人が高い税金を払わせられるように、多額の買物をしたほうが税金が大きくなる、と思うのが普通である。それを仲間同士で、こう逆に差をつけられたのでは、計算方法に疑問を感じないわけにいかない。
几帳面で、それだけに一途なBは、もう一度税関に戻って説明を求めた。”