(巻二十)甘言に乗りたる化粧花の冷え(藤野艶子)

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10月31日水曜日

食卓用テーブルのタガがゆるんでガタカダする。
クサビを叩くと締まるので木槌を買ってきた。
木槌は駅前の100円ショップで仕入れたが、なんでもあるものだ!

大黒の小槌の塵も師走かな(加藤耕子)

買って来いと言われていた結露防止の窓に貼るビニール膜は近所のウエルシアで買った。機能するのか分からないので試し買いであるから一枚だけにしておいた。帰宅すると“こんな花柄のもの、貼れないわよ!”と怒鳴られ返品に行かされた。私しゃあんたが何を考えているのか解りません。
お店には無地のシートの在庫はなく、950円を戻して頂いた。

雪降るや人行き交ひて相触れず(山田露結)

明日着ていくものも吊るしてみた。穴は空いていないようだ。着るものに無頓着だから、同じものを何日間でも着る。暫くは紺の替え上着とグレーのズボンにしてネクタイは臙脂(エンジ)にします。高校生の制服だな!
要は、あの人はそう言う人なんだと諦めて頂ければよい。

冬服の紺ネクタイの臙脂かな(久保田万太郎)

在宅ながら“どうでもよいことですが”を継続できたことはよかった。しかし本当にどうでもよいことばかりでした。


今日のコチコチ読書、

「生きていた新撰組 - 太田俊穂」文春文庫 巻頭随筆 から

を読了。


「鍋料理の話 - 北大路魯山人」中公文庫 魯山人味道 から

に入った。

冬、家庭で最も歓迎される料理は、鍋料理であろう。煮たて、焼きたてが食べられるからである。
なべ料理では、決して煮ざましを食べるということはない。クツクツと出来たての料理を食べることが、なによりの楽しみである。だから、鍋料理ほど新鮮さの感じられる料理はない。

と始まっております。


Tourism - Wish you weren't here (The Economist October 27 2018) 観光客の名所集中

は継読。