(巻二十二)虎造と寝るイヤホーン春の風邪(小沢昭一)

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4月24日水曜日

ギルバートに見舞を打つ。無事と返ってきた。

トーストに珈琲でモーニングをしていると駅前交番に日本人の爺の酔っ払いらしきが長身の黒人青年に支えられて“届けられた”のが見えた。(この街の国際化は凄まじく進んでいる!)
お巡りさんが二人で身元確認をしているようだが、手こずっている。当節どんな病気やバイ菌を持っているか危ないのだろう、お巡りさんたちはしっかりと衛生用の手袋をして対応しているし、三人目の婦警さんがやや離れて全体を注視していた。
そのうちに大きな地図帳を持ってきて、居所の確認をしているようであった。
酔っ払いは困ったものですが、こういう警察活動には敬意を表したい。酔っ払いでお世話になることは避けたいですが、もいつ蹲るかは分かりません。そのときはよろしく救護してくださいまし。

病癒ず蹲る夜の野分かな(夏目漱石)


出張中のアーティから美術品の輸出についての手続き照会があった。文化財保護法ユネスコの規制品でなければ輸出は可能、価格は取引がなければ輸入申告価格、それが無ければ信頼できる鑑定家、美術商の鑑定価格で行くしかないでしょうと回答いたしました。
マギーさんがワインの輸入動向記事のコピーをわざわざ取って置いておいて呉れました。“スティルスワイン”とわざわざことわってグラフが添えてある記事なのでその意味を調べてみたが、普通のワインのことのようだ。ちなみに関税率表にはこの品名では記載がなく英文の方もただ“Wine of fresh grapes, including fortified wines;”になっている。

そんなわけで概ね、

穀雨かな世の一隅に安らぎて(松本文子)

で、一日を過ごせました。感謝。


What’s so ‘indecent’ about women’s pleasure? by Valeriya Safronova NYT Jan. 25, 2019 女性用性具

をよみ終えました。
CESという権威ある家電展示会があるそうです。そこに男性用は出展を認められているにも拘わらず、女性用はまかりならぬとする主催者への女性企業家(出展希望者)の抗議をまとめた記事です。

声掛けて体位交換花は葉に(岩永千恵子)

原罪の股ぐら熱し実梅採り(熊谷愛子)

あたしゃイコール・オポチュニティ。