(巻二十二)凩や愛の終わりのカツカレー(長谷川裕)

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5月14日火曜日

大ボスと面接でございました。
世の中が落ち着いていれば食えて行けますので隠居もありです。
既に遁世についての決裁はいただいてありますので必死になってしがみついていることはありません。

年寄はみんな曲者唐辛子(田中兼豊)

そんな気分ですり寄ることなくお話をうかがいました。
でも景気は危ないようですねえ?兎に角先のことは分からない。少しでも手をつけるのを後にしておこう。

積み上げて取り崩さずに寒卵(潤)

年頭の一句です。

昼はカツカレーと思ったが、なかったので麻婆豆腐弁当にした。ハヤシライスはあるのにカツカレーは置いてない?
がカレーライスを喜ばなくなってからカレーライスは献立から外れた。ニンジンやジャガイモが大きく切ってあるカレーライスが食いたい!

雷が落ちてカレーの匂ひかな(山田耕司)

帰宅し、ポストを開けると写真の広告が交じっていた。
遺影撮影とお清めの試食がそれぞれ五百円らしい。
来てくれて泣いてくれる人のいることが前提ですね。
記念品を頂けるようですが、何を頂けるのでしょうか?

極月や父を送るに見積り書(太田うさぎ)