(巻三十三)首尾問へばまづまづの出来松手入(高澤良一)

(巻三十三)首尾問へばまづまづの出来松手入(高澤良一)

5月26日木曜日

卵を茹でているところに義妹から電話が入って4回目の接種の話をしている。義妹など電話を掛けまくり真っ先に接種していたが、大分“熱”が冷めたようで接種の通知がきたらしいが、「どうしようか。」という感じに変わってように聞こえてくる。

茹で卵の殻を剥き始めたが、スッキリと剥がれない。姉妹の駄弁りだのラジオの国会中継だのが流れてくるわで、苛々して益々うまく剥けない。

卵を剥き終わり自室に閉じ籠りイヤホンでBBCを注ぎ込んで心の平穏を取り返す。何事も知らない分からないに限る。

午後の散歩は反時計回りで葛飾野高校裏を歩き、見事な紫陽花を観賞、一撮し、白鳥のローソンでアイスコーヒーを喫し、都住2で花太郎にスナックをあげて、生協で納豆ほかを買って、帰宅。都住1の猫たちはどこへ転居したのだろう。

紫陽花の午後はさしたる用もなし(山口康子)

夕方、マリさんから康さんを偲ぶ会の案内を頂いた。我が家は自粛を全然弛めていないので残念ながら出席叶わず。いつぞやは飲みに行くと云ったらヒスを起こし、枕をズタズタにして部屋中に蕎麦殻ならぬビニールの短管をばら蒔かれた。諦めるしかない。

今日はリーチのあとの捨て碑を食われて大負けの連続だった。

願い事-生死直結で細君より先に知らないうちに叶えてください。も~い~よ。殺してくれとは頼まないが、上手に死なせては頂きたい。

いつかまたいつかそのうち人生は いつか多くていつかは終わる(俵万智)