(巻三十三)過去形の男出てゆく雪の駅(鈴木光彦)

(巻三十三)過去形の男出てゆく雪の駅(鈴木光彦)

5月17日火曜日

血圧計の電池が切れた。記録帳をみると前回の交換が3月19日だから単4が4本で2ヶ月もつのか。朝晩の測定でそれぞれ4回測り4色ボールペンの緑、青、黒、赤の順でメモる。今朝は123をー78、114ー78、115ー78、114ー78だったので記録帳には5番目の鉛筆で114ー78を2回記入し、その数値を平均値にも記入した。因みに先週の朝の平均値は116.4-78.2だった。血圧だけ見れば、2.5mgの薬を飲んではいるが、まあ健康だ。

ミカンちゃんに水を遣る。早くも土に小さなミカンが落ちていた(一撮)。

昼飯はオープンサンドで、それに乗せる玉子を茹でたが殻が上手く剥けなかった。つまり、卵が新鮮だったということか?

トーストにのせるもろもろ暮の春(服部早苗)

https://www.bbc.co.uk/programmes/w3ct1prk

午後も雨模様だったが、図書館と生協に出かけた。図書館では4冊借りて1冊返した。URのフーッ子、都住1、2の猫たちは皆さん不在。生協では食べてしまった食パン、コーンスープ粒入りほかを買う。

昼が軽めだったし、2時前に仲膳の前を通ったので入ってみた。中は小綺麗で気持ちがよい。京橋の大舷と比較すると、大舷の大将は怒るだろうが、大舷のカウターよりははるかにゆとりがある。尤も地価で考えれば10倍でもいいわけか。1時半過ぎに入ったが客は私だけだ。

以前は“三浦”とかいう寿司屋だったが入ったことはなかった。4月ころ“仲膳”になったのだが、今度の大将は板塀に品書きをベタベタ貼る方なので分かりやすくなった。板塀の品は落ちたが、そもそもが安アパートの一階なのだから気取っても多可が知れていた。平日昼のランチ海鮮丼が千百円である。いい酒も置いているらしいが「酒一合」と書いてある酒は四百円だ。入って、“本日の海鮮丼”と酒一合をお願いした。作品は一撮の通りで酒は大関のようだ。先ず器が漆器のようなので、そこが磯丸水産とはちがう。ネタも磯丸水産とはちがうが、米粒はなんとも云えないところだ。一本頼んだらお通しが出た。お通しで一本飲んでしまったのでもう一本頼んで丼を頂いた。味噌汁がつくらしいが、辞退いたした。大将の話だと前のURの住人も来ているらしい。名札のぶら下がったオールド・パーなどが五六本並んでいた。その壁にテレビが張り付いていたが、場末の寿司屋だから仕方ないか。勘定は二千円(1980円)。総合的に見て磯丸さんよりは断然よろしい。

駅前で、餃子やモツばかりで飲んでいても仕方がない。週一で亀有C級昼グルメでもいたそうか。

帰り道でフーッ子のいる辺りを見ると、奴は雨にも負けず遊具に乗ってパトロンを待っていた。一袋献呈。フーッ子はパトロンにはニャーと鳴くのだろう。

願い事-生死直結で知らぬ間に叶えてください。この先生きて何がある?

過去完了形?