(巻三十三)生涯のいま午後何時鰯雲(行方克巳)

(巻三十三)生涯のいま午後何時鰯雲(行方克巳)

 

6月4日土曜日

掃除、洗濯の他にシーツとタオルケットの洗濯があり、物干し竿を拭いたりハンガーを吊したりとお手伝いをいたした。「あれ、それ、これ」と指示が不明確で困る。

午後の散歩は2時過ぎから反時計回りで都住2、3、稲荷、都住1、図書館と歩いた。

都住2の花子は満服で起き上がりたくないようなのでそっとしておき、喜んでスナックを食べる太郎と親しむ。都住3ではフジちゃんが自転車置場にいた。大きな鳴き声を出すが警戒心が強く近寄って来ない。そんなところへサンちゃんが駆けつけてきた。サンちゃんはイライラしやすく短気で手を出すタイプなので危ない。写真はサンちゃんです。

そこから稲荷のコンちゃんを訪ねに回った。見回したところ不在の様子だったが呼び掛けると家と家との隙間から跳ねるように出てきた。おまけにコンクリに転がってクネクネする。スナックを食べる距離感もかなり短くなった。最初に対面したときの警戒心は随分ほぐれたようだ。

稲荷のそばのローソンでアジフライで路酎。アジフライの味が落ちた。コロモがネチネチして口の中でベトツク。

路酎の後、都住1で友ちゃんと親しむ。チカちゃんは不在。友ちゃんはいい猫だ。鼻先に手を伸ばしても引っ掻かれる心配はない。まだ手のひらからスナックを食べるところまでは行かないが、そのうち食べてくれるだろう。

最後に図書館に寄り4冊借りて帰宅。借りたうちの1冊は「反応しない練習 - 草薙龍瞬」で16人待ちだった書です。全国的にもそういうことになっているのだろうか。丁寧に読んでみましょう。

願い事-生死直結で細君より先に知らないうちに叶えてください。も~いい。11時55分でも8分でもいい。知らないうちにシンデラ~。が願いで祈りだ。

月の夜の南瓜の馬車に似て渋谷(小林実)