(巻三十四) 割かんの男許さじ心太(岡田史乃)

(巻三十四) 割かんの男許さじ心太(岡田史乃)

7月19日火曜日

細君が寝直している間にBBCの聞き取り訓練をしている。今朝は彼奴がよく寝ていたので捗った。英語の書物や雑誌を読まなくなって、専ら耳学問にしているのでスペル力が著しく劣化している。euthanasiaなども頭の“e”が記憶から完全に欠落していた。

ラジオの句会、兼題「かぶと虫」で、

宿題を三分やつてかぶと虫(未詳)

が選ばれていたが、お見事。

雨が落ちてきそうなので3時前に傘を持って散歩に出かけた。都住3、都住2、白鳥生協、葛飾野高校裏、帰宅、のコースを歩いた。ポツリ、ポツリと雨が落ちてきたが傘を開くに至らず。

猫との交流は、都住3でサンちゃん。スナックを上手に食べられず喉につまらせたらしく、三粒目からは手を着けず。元気がなくヨタヨタしているようで心配だ。都住3には猫爺さんもいるようで、通りかかった爺さんが猫の来歴を語ってくれた。都住2では、呼んでみたら太郎ちゃんが階段の後ろから出てきてくれた。太郎も目脂がついていて体調万全ではないようだ。いつものようにスナックを一袋食べるとあとはおとなしくしている。

そこから白鳥生協へ向かう。イートインで一杯いたそうという下心だ。雑貨を買ったあと、20%引きの寿司と酎ハイを買ってイートイン。座席はすべてお一人様席になっているので默食しかできない。となると女性客の利用は無いわけで閑散としていた。

あと五分すれば半額一葉忌(あらゐひとし)

帰路、昨日三回戦に勝利した葛飾高校野球部の練習を覗いた。走者を置いての実戦的なノックをやっていたが、ショートが一塁への送球で暴投を繰り返していた。四回戦は大丈夫かいな?

願い事-電球が切れるが如くで細君より先にお願い致します。怖くない、怖くない。