(巻三十九)秋深し焔の芯に置く土鍋(大塚迷路)

12月11日月曜日

(巻三十九)秋深し焔の芯に置く土鍋(大塚迷路)

曇り。細君は眼科にお出掛けになる。で、昼はカップきつねうどんとパック赤飯。瞳孔を開いての検査があったとか。

昼飯喰って、一息入れたあとお役所に問い合わせの電話を入れた。薬事関係で代理人を認めたらしいが、にわかに信じがたく問い合わせた。名古屋の方々に的確な回答をいただく。接遇も心地好い。

で、その後散歩。図書館は休みで、雨が落ちてきそうなので、クロちゃんに会うことだけを目的に都住へ直行。不在らしいが、クロちゃんだけに会うために散歩に出のに会えないのは残念なのでしばらく待たせてもらった。そうこうしていたら自転車置場の後ろからクロちゃんが勢いよく走ってきた。なんと可愛い。

クロちゃんにスナックをあげていたら通りががりの爺さんに声をかけられた。「いつも可愛がっているの見てるよ。ほかの猫たちか死んじゃったから、このクロだけになって、淋しいねえ。」と。ここの会長さんをされたことがあるとか。

でも、クロちゃんはこの爺さんを苦手にしているらしく、スナックを残して逃げてしまった。側を通っても平気にしている人もあれば一目散で逃げる人もいる。クロちゃんなりにリスク度判定ができているのだろう。

再登場したクロちゃんにもう一袋あげて直帰した。

再聴。

BBC, Crowd Science, Can we get better at accepting death?

https://www.bbc.co.uk/programmes/w3ct3j70

再読。

「一冊十円でも買い手がない-文庫本「はかり売り」される - 出久根達郎」文春文庫 漱石を売る から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32303492/

願い事ーポックリ御陀仏。元気に御陀仏。

再聴で聞いた話に、死ぬ心配(恐怖)の払拭法があって、精神科医のアドバイスだから暴露療法になる。要は葬儀屋、焼き場、墓場へ行き、遺書を書き、人生最期の一日の過ごし方を考える、なんてことらしい。教会とか寺は入っていなかったが、あちらでは葬式だけが坊主・牧師の仕事ではないからか?

老臭は死臭の稀釈みづからに

嗅ぎつつ慣れむ死にあらかじめ(高橋睦郎)