(巻三十九)束の間の自由を得たり木の葉舞ふ(田中節夫)

12月15日金曜日

(巻三十九)束の間の自由を得たり木の葉舞ふ(田中節夫)

小雨。朝家事は洗濯・部屋干し。

昼飯喰って、一息入れて、再聴、再読、散歩には出掛けずコチコチ読書。

夕方、調理の手伝い。鍋の番と唐揚げ用鶏肉を焼く。鍋は野菜スープでニンジンの四つ割を更に薄切りにしたもの、玉ねぎも同じような大きさにしたもの、それにジャガイモの不揃いな賽の目切りが具である。これを粉末コンソメのスープで煮ただけの代物。鶏肉は例によって焼いたあと、醤油、みりん、酒、砂糖のタレで煮ただけの芸のない料理である。まっ、下流同士がいっしょになったのだからこうなって当たり前と云えば当たり前である。その芸のない料理を旨いと云って食べてしまうのだから本当の貧乏人である。

白菜を旨しと思ふ無位無冠(山尾かずひろ)

再聴。

BBC, Smart Consumer, Mindful Drinking.

https://www.bbc.co.uk/programmes/p080pbnp

BBC, Crowd Science, Are there new way to beat depression?

https://www.bbc.co.uk/programmes/w3csz1t1

再読。

「長屋の牛丼 林屋正蔵さん - 増田れい子ちくま文庫 お~い丼 から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32303527/

願い事ーポックリ御陀仏。元気に御陀仏。

とにかく、生きていくために人と顔を合わせなければならないということがない日々を過ごしている。これは至福と云える。すいませんとかごめんなさいと云うことも(彼奴を除けば)ほとんどない。看護を受けず、誰にも看取られることなくおさらば出来れば至福の人生、至福の往生だな。

冬花火この骨壺といふ個室(千葉信子)