(巻三十九)ネクタイの結び目固く冬に入る(伊藤幹哲)

2月8日木曜日

(巻三十九)ネクタイの結び目固く冬に入る(伊藤幹哲)

晴れ。朝家事はなし。血圧測定器を買いに駅前まで出かけた。ノジマの10時開店まで余裕があったので曳舟川コースを取り、途中で笠間稲荷に参拝。コンちゃんは日向ぼこ、猫爺さんが出てきたので少々歓談。

10時3分ころイトー・ヨーカ堂入店。1階の奥の方が改装中で2月18日サン・ドラッグ新装開店との案内が出ていた。イトーヨーカ堂洋品部門があったところだが、僅かな衣類が陳列されていた売場だったから撤退するしかなかったのだろう。今のところはアリオのイトーヨーカ堂があるからいいが、あれがなくなるとパンツも買えなくなるな。

で、4階のノジマに上がり通りかかった店員さんに血圧測定器の場所を訊き、その棚の前に立つ。五千円から二万円の幅だ。前の機種と同程度の物が八千円だ。5年前より二千円くらい値上がり。腕に巻いて測定するのではなくて、手首に巻く機種だと六千円でもあるが、観念して腕に巻く型で八千円払うことにした。電池は単3。

電気屋の後、5階のダイソーで百円のB6サイズで肩掛けカバンに入るスケッチブックを買う。まだまだ外で写生する腕はないが、モチベーションの問題だ。

買い物を終えて1階に下りて、外の7ELEVENで珈琲を喫す。久し振りの珈琲旨し。30分発のバスに乗り中学校前で下車。

生協に入り申しつかった豚肉、鶏肉を買う。雪のせいで仕入のサイクルが乱れたようで賞味期限切迫の20%引きの肉がかなり並んでいた。私は賞味期限なんぞはオマジナイだと思っているが、細君は肉の割引きを嫌うので高いのを買った。

帰宅し、血圧測定器をセットアップして試運転。122-89と出た。

おでんの残りと納豆で昼飯喰って、一息入れて、散歩。図書館でお手本を捲る。クロちゃんを訪ね大歓迎を受ける。今日はネッコロガッテお腹まで見せて愛嬌を振りまいてくれた。

帰宅して、鶏肉を焼き、鮭を焼き、おでんを煮返す。

私がスケッチの練習を始めたのに刺激を受けたようで細君もロールピアノを広げて下手なピアノの練習を始めた。

願い事-ポックリ御陀仏。自分でも分からないうちに終わってしまって欲しい。

自画自虐:お手本の缶を描こうと取り組んでいるが、プルダブがうまく描けず。缶に対する平面感がでない。これも修業だ。

《昨日はブログ「随筆筆写」に32人の方が訪れ、35のアクセスがあった。アクセスのトップ(アクセス3)は、

「庭の生き物たち - 和田貞男」93年度新鋭随筆家傑作撰から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32331001/

で、庭での事件を紐付けました。

「猫 - 井伏鱒二講談社文芸文庫現代日本のエッセイ井伏鱒二三浦哲郎

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/33412257/

余録:図書館にお手本のスケッチ集が届いた。描いてみたい理想は木村荘八作品のような単色の線画だ。

「濹東挿絵余談 - 木村荘八河出書房新社 生誕135年・没後55年永井荷風 から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32330618/

修業には月日が要る、辛抱がいる。

で、

「はじめての読者 - 上橋菜穂子」物語ること、生きること 講談社文庫 から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/33360525/