(巻三十九)夜寒や蟋蟀の字に虫めがね(八染藍子)

1月19日金曜日

(巻三十九)夜寒や蟋蟀の字に虫めがね(八染藍子)

穏やかに晴れる。朝家事は特になし。生協から戻った細君が5%引き券を出して、お茶と醤油とおとうさんの食品を買えば二千円超えになるから行ってらっしゃい!ということになった。

往復でトイちゃんにスナックをあげた。顔を覚えられていて足下に走り寄られてはあげないわけにはいかない。

昼飯は磯辺焼きと昨晩の手羽大根。ありがたく頂く。

で、餅を2個に抑えておいて、駅前まで飲みに出かけた。仲町アーケイドの小木屋で羽根つき餃子で二合いたし、その後向かいのかめ福でホッピー致した。かめ福は吉林省で小木屋は香港だそうだ。五十年前なら秋田だ岩手だといったところか。そういえば、谷中銀座もほとんど外資らしいから、亀有も後を追っているということなのだろう。そういう私だって移民二世だ。

かめ福の亀ふく煮はよいつまみになる。

図書館に寄って2冊借りて帰宅し、顎で使われて鶏肉、トマト、茄子の煮込み料理の鍋番を致す。

ナカノさん(旧姓)と二人で鍋を作っているのは幸せということなのだろう。

願い事-幸せなうちにポックリ御陀仏。幸せなうちに元気で早いとこ御陀仏。乳母車の乳児、保育園の幼児の散歩、幼稚園バスの出迎え、小学生のグループ下校などを見ると、彼らは先が長くて大変だなあと思う。コチトラ、ありがたいことにもうすぐ終わる!

《昨日はブログ「随筆筆写」に35人の方が訪れ、42のアクセスがあった。アクセスのトップ(アクセス4)は2作品が並んだ。

「「去年今年」は季語だった! - 大岡信」ベスト・エッセイ2005 から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32348210/

富嶽百景 - 太宰治岩波文庫 富嶽百景走れメロス から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/33198971/

で、

「去年今年を生きる - 嵐山光三郎ちくま文庫 年をとったら驚いた! から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/33562215/

「笑いたい - 芥川比呂志」日本の名随筆22笑 から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32372661/

を紐付けいたした。芥川は太宰の温かいところを教えてくれる。

余録:細君は級友からの年賀葉書がくじの3等に当たったと喜んでいる。二人で15枚ほど来て、それで当たったのだから運がいい。

で、

「女・運 ー 池波正太郎新潮文庫 男の作法 から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32298715/