本日の句歌

句歌控帳「立読抜盗句歌集」

死ぬときは 箸置くやうに 草の花(小川軽舟)

角川俳句ー「これは名句か?」ーで、きれいごと過ぎると、一部の方には評判のよくなかった句です。
今週月曜日のNHKラジオ、「ラジオアーカイブス」では、作家渡辺淳一のインタビュー録音が流れました。
外科医から小説家への転進の動機付けの一つは、「多く死に立ち合ったことだ」と語っておられました。
その中には、壮絶な死もあれば、本性を現す死、そして死の直前まで、本人は死ぬとは思わず、将来の人生を語る人あり、だったとのお話でした。
先月は新柏の書店で買い損ねたので、
昨日は早々に上野駅の本屋でNHK俳句を確保しました。

先ずは、
晦日定めなき世のさだめ哉(西鶴)
を書き留めました。

一般投句から
落選に挫(くじ)けず投句生身魂(いきみたま)(長尾重明)
を書き留めました。

読み返し、読み返しして集めて参ります。

金曜日午後6時の山手線内回りはそれほど混雑していません。
東京駅開業百周年記念のチョコレート色車両に乗っています。
でも、本物のチョコレート色電車の色とは違いますね。
記念電車はミルクチョコレート色ですが、昭和三十年代を走っていた電車はミルク無しでした。

さよならの バレンタインの チョコレート (藤原宣子)

断酒2日目達成

断酒に集中いたします。