句歌控帳「立読抜盗句歌集」
会えぬ人会わぬ人あり秋の水(平光俊明)
前の会社からOB会総会と懇親会の案内状が届いた。
概ね、上の句と下の歌の理由で出たことはない。
この人はすみやかに避けむ会釈して二号館歩廊を面舵に切る(島田修三)
今回も、欠席する。
末期もそう遠くはあるまい。好き勝手とするか。
海見えてきし遠足の乱れかな(黛執)
今月号の角川俳句に、前の会社を読み込んだ句があった。何でも材料になるものだ!
税関の海側の軒燕来る(仲寒蝉)
NHKアーカイブ、やまもとなつひこ氏という方を語っている。
やまもとなつひこ氏を全く知りませんでした。御名前も正しくは存じませんので漢字をあてませんでした。
お話しはキッパリとした芸術家論で、天才性を後天的な努力では補えないと語っていた。
来週が楽しみです。
天才を歌った句歌は在庫にございませんが、
ひく波の跡美しや桜貝(松本たかし)
は、努力では作れないと思います。
断酒3日目達成
2230時就寝