(巻八)文月や六日も常の夜には似ず(芭蕉)

どの放送局も「百歳以上六万人」を、一応、めでたいニュースとして扱っていますなぁ。
年寄を詠んだ句では、

それぞれに浮き名のありて敬老日(佐藤村夫)

が好きです。

NHK俳句が出たはずなので、新柏駅前の書店まで散歩した。
往復で四千歩くらいになる。

曲がりまがり朝の町内四千歩のほりくだりす一筆書きに(相原法則)

雨と休日が多く、今月は1日に一万歩のアベレージが難しくなってきた。

遠くまで行く秋風とすこし行く(矢島渚男)


NHK俳句投稿句から:
もつ焼きの煙る神田の残暑かな(堀田福郎)
蛙の夜我が生涯の一戸建(田中勝清)
板きれにきんぎょのはかと幼文字(黒澤正行)

を書き留めました。

青春の終わりを告げる蜩や(大久保桃花)

も書き留めました。
選者の講評が、末尾の「蜩や」を敢えて好意的に受け止め、若い投稿者を励ましていた。


金曜日の帰りに、神田のコーラクに寄ってみようかな。