(巻九)鈍感を楽しむやうに春の亀(石川昇)

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12月10日木曜日

駅の大型看板広告には展覧会やコンサートの案内が多い。

汽車道の広告札や蕎麦の花(寺田寅彦)

写真の村上隆氏の展覧会案内は有楽町駅のホームのものである。やはり目を引く。
あのような絵ををノート落書きしていた級友がいたが、私などには分からない何かがちがうのでしょう。
だか、聞くところによると、ノートに涎を滴ながら極めて緻密な妖怪の落書きをしていたその小学校の級友は、東大の宇宙物理に進んだそうである。

遠い目をしている五番目の目刺(大西恵)