(巻十)電線の密にこの空年の暮(田中裕明)

4月20日水曜日

午後社用車に同乗し外出し、レインボーブリッジを渡りお台場までまいりました。橋の上から見渡せば豊洲の中央卸売り市場の建設現場には巨大な屋根ができており、その外観がはっきりとしてきました。
45年くらいの昔、新入職員として芝浦の先の海面の投錨ブイに停泊するカリマンタンからの材木船に縄梯子でよじ登る日々がありました。今その海面にブイはなく凪いでおりました。

東京湾一景にして秋の風(あきのり)

帰路給油に立ち寄りました。スタンドのスタッフほぼ全員が私より高齢と思われる皆さんでした。給油、窓拭き、灰皿の片付けなどをてきぱきとこなしていました。健康であれば活躍の場は拡がっているのですね。

向かうから見ればこちらも春霞(あらいひとし)