(巻十二)街角の風を売るなり風車(三好達治)

8月8日月曜日

清水哲男氏の「新・増殖する俳句歳時記」が本日完結してしまいました。

被爆後の広島駅の闇に降りる(清水哲男)

がお開きの句でございました。


オリンピックが始まってしまいました。性格が弱気のためどうしても悪い結果の方に気持ちが偏ってしまいます。

熱燗や弱気の虫のまだ酔はず(松本幹雄)

昼のニュースで石川選手の涙を見てしまい貰い泣きでございました。

日の丸を使わず捨てずみどりの日(平良雅景)

くらいの意識に止めたいとは思っていても、オリンピックになるとワールドカップより一層強く意識させられてしまうのでオリンピックは苦手でございますです。

しきしまの大和心を人問はば朝日に匂ふ山桜花(本居宣長)