(巻十二)配達の身幅がほどの雪を掻く(大井公夫)

イメージ 1

10月10日月曜日

靴下(軍足)のサイズを間違えて買っていた。26から28cmではさすがに大き過ぎである。四足千円の代物なので諦めればよいのに、こう言うことにはしみったれてブカブカの靴下を履いている。
ではあるが、スリッパに履き替えるようなところにはこれでは行けない。このブカブカ靴下をちゃんとした物に履き替えて歯医者に出掛けた。祭日であるが、診察していて、今日はインプラントの根っ子を植え付ける手術を受けた。
ドリルで穴をあける震動は感じだが特に痛みはなく、30分強で二本支柱が立った。何事につけ医療は進んでいる。10年はもつそうなので永久歯と言えるのかも知れない?

永久歯とは名ばかりや山笑ふ(安居正浩)


本日の朝日俳壇・歌壇に「増殖する俳句歳時記」の管理者清水哲男氏が“「ネット歳時記」を終えて”という一文を寄せている。
(抜粋)
この作業の過程でわかったことはいろいろあるが、なかでも大きかったのは、世の中には作句をほとんどしない俳句愛好者が意外にたくさん存在したことだった。要するに、小説は書かないけれど読むことは好きだという読者に、それは似ている。考えてみれば私もそのひとりなわけで、これは素朴に嬉しかった。”