(巻十三)耳も眼も歯も借り物の涼さよ(兼谷木実子)

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11月9日水曜日

細君に同行し、貸金庫の整理に行った。ご担当の若い女性行員のそつのない対応に好感を持つ。細君と話を転がしながらてきぱきと処理していた。

貸金庫カードにかはる文化の日(関野寿子)

税関の金の密輸押収量が急激に増えているという報道を新聞で読んだが、ヘッジするような財はないしなあ。

春の夜の夢なり金庫一個分(高野ムツオ)

細君とは駅で分かれた。
一日お休みをいただいておいたので、皇居東御苑の散歩に出掛けた。大手門から入り天守台を通り桔梗門へと抜けた。ここも外国人観光客が多い。まだ紅葉は一部であるし、常緑樹が大半のようであるから紅葉は他所がよろしいのかも知れない。
桔梗門から竹橋に下り(写真)一橋で共立女子大の前を通り、駿河台下から淡路町と歩き結局神田で食事をした。

風花やライスに添えてカキフライ(遠藤梧逸)

カキフライ定食と浦霞を一合いただいた。夜飲み屋で酒を飲みたいということはなくなったが、昼飯に一本付けると酒も食事も大変美味しい。