(巻十三)伸ぶるだけ首を伸ばして鳥帰る(柴田佐和子)

11月12日土曜日

エコノミスト誌の“綴り方”コラムに受身形擁護 論が掲載されていた。(エコノミスト誌の“綴り方”コラムは受身形擁護論を掲載していた。)
誰が行為者か曖昧になるという“文章読本”によく見られる批判に対しては情報の載せ方次第だとして例文を掲げている。科学論文に受身形が多いというのは意外であったが役所の文書にも受身形が多い、には納得。書写を供覧いたします。

覗く目を逆に覗きし金魚鉢(杉本そうしゅう)

久し振りに細君と朝の買い物に駅前のスーパーに出掛けた。スーパーのレジの半分が支払いは自分でをするタイプになった。レジの店員がお金を受け取る旧来のタイプのところに後期高齢者のお客さんが並ぶのは理解できるが、さらによく見るとレジ店員の中でも最も処理能力の遅いおばちゃん店員のレジに高齢者が、他の短い列には並ばないで、列を作っている。

頼り甲斐なくて頼られ冷奴(香山節子)


NHK第二放送の朗読は、漱石坊っちゃんである。途中でやめた。