(巻十三)身の丈を知りたる秋の波頭(高橋将夫)

11月28日月曜日

別のブログ(nprtheeconomistclearance)で貿易関係の官庁発表を拙い英文にして紹介いるが、ここのところで農水省発表の“鳥インフルエンザ”に伴う鶏肉等の輸入禁止措置の発表が続いた。ドイツ、オーストリアデンマークと禁止され、先週末にはスエーデンでも鳥インフルエンザが確認されて輸入禁止措置が発動されたようだ。

見張り鴨鳴けば百羽の羽音立つ(中島京子)

帰宅すると中学のクラス名簿が配達されていた。10月初旬にクラス会が開かれていたが、苛められっ子であった我輩はそんなところに顔を出す気は毛頭ない。

会えぬ人会わぬ人あり秋の水(平光俊明)

名簿を見ると男子で三人が没している。ほかに五名が所在不明となっていた。所在不明の奴等は多分そう言うことになるだろうと予測がついた輩であるが、うち一名はクラス委員などもやった奴でこれは意外であった。

仮の世の真理に触れて卒業す(木田琢朗)

不明イコール不遇非業と決めつけるのはよろしくなかろうが、クラス会に顔を出してあの頃はよかったんて言いながらカラオケで歌なんか歌っちゃえるのは、まあいい人生だったということになるのでしょう。

ステテコヤ彼にも昭和立志伝(小沢昭一)