(巻十三)不得手なる書類作りや半夏雨(中森百合子)

1月26日木曜日

月、火、水と出歩いたので今日は机に貼り付いて俳句検索でもして一日過ごすことにした。結構な身分である。

年寄の知恵出しつくし端居せり(能村登四郎)

因みに今月は昨日までに31万歩以上歩いた。

1月20日に希少動植物の国際間取引を規制するCITES(日本ではワシントン条約と言う)で規制されることになった特殊な羊と普通の羊の税関手続きについて書きましたが、税関によるバラツキは解消されたようです。
簡単に言えば、輸入者の代理人である通関業者が輸入者に“特殊な羊から作ったセーター(例えば)ではない”ということを確認して、通関業者が確認書として税関に出せばよいということで当面3月末までは落ち着いたようである。

羊煮て兵を労ふ霜夜かな(召波)


http://www.customs.go.jp/tokyo/content/toku2812n.pdf

上記のアドレスで東京税関統計課が纏めた昨年の成田空港の統計的な概要が見られる。財務省関税局(元締め)では去る25日に網羅的な統計数値を公表したが、研究者か会社の企画部門でもなければみても仕方ない。
この成田空港での輸出入を纏めの、項目5の「主要港輸出入額」を見るとおおよそのところが分かる。更に興味があれば前後のページ、更に進んで税関ホームページの統計ポータルで調査となるでしょう。生きている豚を輸入通関をしている税関の出張所は何処と何処だなどと言うことも調べられるかもしれないし、成田空港で飛行機から降ろされる鮪のキロ当たりの価格も判るかもしれない。

統計的人間となりナイター(中村和弘)