(巻十四)バナナ食ふ女のエゴはゆるすべし(行方克巳)

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2月18日土曜日

URとの契約などあり1月と2月の土曜日が空かず、今日やっと名医のところへ薬をいただきに行けた。
風邪引きやインフルエンザも少し落ち着いたのか、三人待ちで直ぐに診察となった。この直ぐがよろしくないのである。ソファーで三十分くらいグタッとしてから血圧を測定すれば138を超えないが、今朝は143であった。
真面目にザイロックを飲んでいるので前回のドックの尿酸値は7.3になっていた。クレアスチンも1.25で下降傾向にある。予想される死因は腎不全であるが、作家では夏樹静子氏、俳人では草間時彦氏が腎不全であったと記憶している。

測るたびちがふ血圧小鳥来る(都丸美陽子)

医者の後は床屋に行ったがこちらは十人待ちであった。雑誌の棚にはアサヒ芸能、週刊大衆、週刊実話と三誌揃い踏みで、ほかに追っかけ雑誌や漫画雑誌、ゴルフ雑誌が並んでいた(写真)。壇密の秘蔵写真のところは何者かにより切り取られていて残念でござった。お風呂の三行広告も健在で相場はそれほど変わっていないようである。新しい媒体に負けず健闘を続ける三誌の創造的な情報と刺激の提供に期待する。

里芋のぬめり三流週刊誌(田中朋子)

床屋の前に湯麺・餃子に一本つけて昼食としたので腹が膨れていて、椅子に座るなり居眠りをいたし、うとうとしているうちに散髪完了となった。

エンゼル・フィッシュ床屋で眠る常識家(川崎展宏)