(巻十四)如月や日本の菓子の美しき(永井龍男)

2月24日金曜日

春愁や覚悟を迫る顔の紙魚(潤)

入館証の更新で顔写真をブースで撮った。鏡では毎日てめえのツラを見ているが、改めて老醜を突きつけられた。

老醜をさらせるわれも少しだけ翁さぶるか木枯の日は(前登志夫)

どうでもよいことですが、
山手線の英語車内放送で駅名の後にJY1、JY2のような駅名記号を加えるようになった
JY1は東京駅でJY2神田である。山手線はサークルライン(環状線とは言わないぞ)であるから時計回りなら二番目は有楽町だがJY2は神田である。
サークルラインだから上り下りの序列はない。内回りが外回りに優先すると言う考え方があるのだろうか?
どうでもよいことですがご存知方、教えてください。

十二月山手線の安堵感(田中いすず)

駅名表示をはじめ地図や案内板の表示に不便を感じたと言う訪日旅行者アンケート結果が観光庁から発表されている。“Airfield One”のような味気ない記号であるが、利便性が上がれば趣は下がる。

http://www.mlit.go.jp/kankocho/news08_000233.html

冬晴れのとある駅より印度人(飯田龍太)

どうでもよいことですが、今お世話を頂いている会社は年に一度2月末に賞与が出ます。我輩のよいな立場の輩には出さない会社が多いなか、半月分くらい頂きました。ありがたい話でございます。細君が少しは分けてくれるだろうから、ワイドFM対応のICレコーダー付きポケットラジオを買いたい。

本当は運のいいだけ目刺焼く(梅原昭男)