(巻十四)閑人の来て耕人の手を止むる(黒木豊)

イメージ 1

5月4日木曜日

携帯電話と各種小型電気製品(電子辞書、ICレコーダー、ラジオ、などとアダプター付コードなど)を市の小型家電回収ボックスに持って行った。後日ホスピスで末期に聞こうと結構な量を録り貯めていたが、ネットでBBCにしろ NPRにしろダウンロードできるでICレコーダーも捨てた。

連休中の不燃ゴミ回収日だけにどこの集積場所もブラスチック製、木製、(履き物)、陶磁器製、ガラス製、の室内用品や小物類、小型暖房器具、小型音響機器、人形や傘立て(一応HS順)と云ったの不要品が積んである。さらにこの時期に伸びた草木の始末をするのでその袋も相当出されていた。

芥出す長スカートの素足かな(吉田つよし)

そんなこんなで物置を片付けていると箱に入っている額入りの油絵が出てきた。前の家に移り住んだときに義妹がお祝いにくれた彼女の自作の大作である。この家に引っ越してきて以来物置の奥の奥で不遇をかこつていたわけだ。
今度の移住先が義妹のすぐそばなので名画の扱いが難しい。先ず飾る壁には箪笥がへばり付いているので絵を飾る空間がない。それどころかしまっておく押し入れにさえ余裕がないのだ。
細君がこの難局いかに乗り切るか見物と参るど。

厄介な妹が来る七日かな(川村智香子)