(巻十五)湯婆などむかしむかしを売る小店(杏田郎平)

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7月26日水曜日

雨のなか、成田空港のお役所にお伺いを立てに参りました。第一関門は滞りなく通過したのですが、第二関門への繋ぎを段取りしていなかったため、と云うか第一関門を通過できなければ第二関門に進めないので、当日の面談予約となりました。
風待ちはお役所の食堂の脇にある喫茶室でいたし、今日二杯目の280円の珈琲を啜り時を待ちました。

二杯目の珈琲苦し夜の落葉(橋本栄治)

結局、第二関門は今日は都合がつかないとのことで後日改めてと云うことになり、食堂で550円のタンメンを食べて引き上げることと相成りました。

タンメンの白と緑や夜半の秋(今井聖)

以前はお役所の食堂の値段は“職員価格”と“一般価格”の二層構成になっていましたが、ここでは一本化されたようです。

台風の雲二層なり明と暗(押野裕)

さて、NYTの記事をコチコチと筆写していますが、この二三日は“The
next
economic powerhouse? Poland.”
と云う記事をコチコチしています。記事によれは、IMFの先進国基準の一つである国民一人あたりの年所得$15,000に到達するのはインドでも中国でもなく年4%の成長を20年間に渡り継続しているポーランドが先着するだろうと書いている。この先進国入りを果たした最後の国は韓国で20年も前のことだそうだ。
ポーランドの成長は工業生産によるもので、この点がもろく崩れて行った資源大国型の経済発展との違いだと記事の筆者は強調している。
いずれご紹介できるものと思いますが、待たずに探してお読みになるのもよろしいかと存じます。

外国におとらぬものを造るまでたくみの業に励めもろ人(明治天皇)