(巻十六)看護婦にころがされつつ更衣(小山耕一路)

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10月24日火曜日

昨日、月曜日の昼過ぎ、風も収まったころ俳句の収集に日比谷図書館を訪れました。
月刊“俳句界”はこちらの図書館で読ませて戴いてますが、そろそろ11月号が出てしまいますので、その前に10月号を読ませて戴こうと思ったのでございます。

途中公園内大噴水の前を通ると、土曜日から開催中のガーデニングの催し物会場が台風対策で一時テントや出展品を畳んだ様子がうかがえました。

昼休みの短い時間ではとても鑑賞でかない作品が発表されていますが、そこは仕方なく、図書館を出て、日比谷の交差点に戻った頃には、ちぎれ雲は残るものの、青い秋の澄んだ空となっておりました。

書き留めた句・歌は:

ゆくへなく月に心のすみすみて果てはいかにかならむとすらむ(西行)

引き返すならこの辺り大花野(松岡隆子)

この浜を知りつくしたる日焼かな(山本素竹)

亀のせて石の日永のはじまるぬ(石川渭水)

水飲んでいざ獅子舞のうしろ脚(内海良太)

万緑や橋を引き合ふ島と島(木津和典)

でございます。



労働衛生の関係でございましょうか、ストレス度チェックの回答打ち込みをするように督促がまいりました。
暗証番号を忘れておりましたので、やらなくてはいけないとおもいつつ、サボっておりましたが、ストレスと云えばそれくらいのものです。

春愁のもとをたどれば俳句かな(あらいひとし)

まったく能天気な回答が記録されるのもいかがなものかと思い、細君に関係する家庭の状況のところをちょっと加減して回答したところ、写真のような結果が出て参りました。

すらすらと無理言ふ妻や冬日和(浜岡健次)

通り雨妻は霙(みぞれ)と言い張りて(中村伸郎)

まだまだありましすが、いい加減にしておきます。

メメントモリ