(巻十七)プライドを終の施設に捨てし夏(春山久米)

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12月23日土曜日

我が家のクリスマスは自宅で手巻き寿司である。息子も今晩は家に居るというので今晩がクリスマスディナーとなった。
午後駅前まで刺身とケーキを買いに出掛け、どうせ家では飲ませてもらえないので、ついでに庄屋で一杯といたした。
庄屋も今日は混んでいた。老人会の食事会が重なったようで4グループほどか賑やかに集っていた。

遺さずに全部遣うと老どちの鼻息あらきクリスマス会(潤)

2時頃から準備に入り細君の指示に従い、先ずは炊き上がったご飯に酢をふり、扇ぎ酢飯を作り、次いでサーモンチャウダーである。玉葱を炒め、賽の目切りのじゃがいもと鮭缶を足して、水を加えて煮込み、味付けして、牛乳を加えて更に煮込んで出来上がり、手巻き寿司の具は刺身のほかにかっぱ寿司と卵焼きである。卵焼きは私の作品でありますので公開させていただく。
ご飯は四合炊いたが三人で二合少々食べたようだ。
食後にケーキを用意していたが、食べられたのは息子だけで老夫婦は一個のケーキを半分こして満足した。残った一個は息子の夜食となった。
細やかだが、幸せな夕食会であった。

金銀の紙ほどの幸クリスマス(沢木欣一)