(巻十八)美しき指に目のゆく火鉢かな(岡本美知子)

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5月20日日曜日

予てより、細君と同区内にある都立水元公園へスケッチ散歩に行くことなっていた。
9時に家を出て亀有から一駅乗って金町で降りた。ここからバスである(写真1)。
その昔、北海道に“幸福”という名前の国鉄の駅があって、その駅の入場券や幸福発何とか行きの切符が縁起物として旅行者たちのお土産アイテムになったことがあった。この幸福駅から始まった駅名縁起物コレクションはこの“金町(かなまち)”にも及んだと聞いております。
20分間隔で走っている水元公園循環バスに乗り10分程で広大な水元公園の端のバス停に着く。私たちはここでは降りずにその2つ先の“しょうぶ園”で降りた。“公園中央”はそのまた一つ先のバス停になる。
公園の菖蒲祭り六月だと広報されていたので、まだだとはおもっていたが、気の早いのがちらほらと綻んでいた。写真2は菖蒲をスケッチする細君である。
風は冷たく、じっとしてもいられず水辺を歩くことにした。風が冷たい分空気が澄んでいて水も木も雲も空も鮮やかである。(写真3)
犬の散歩に来る人が多い。また、わたしたちのような老夫婦の散歩も多く旦那が車椅子の奥さんを押しているのを何組か見掛けた。
まだ昼には早かったが、“涼亭”と云う御休処があったので入って早昼にした。蕎麦がメインだが、写真4の穴子天丼があったので二人ともそれにした。医師から揚げ物を控えよと勧告されて以後揚げ物が続く。美味しくいただく。穴子の天婦羅が大きく細君は半分でいいと、残りを回してきたのでそれもいただいた。
食事を済ませて、水元公園中央門を出て隣接する釣り場、小合溜の内溜を歩いてみた。細君が釣り人に尋ねると鮒をねらっているそうだ。今日はここまで坊主とのこと。
ここで循環バスに乗り金町駅に戻った。