(巻十八)遠つ世へゆきたし睡し藤の昼(中村苑子)

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5月23日水曜日

別ブログで通関、貿易、観光に関連する政府広報をご案内しているのですが、今週に入ってからはネタ枯れでついに今日はギブアップいたした。無理をすれば三月の勤労統計の確報値が発表されたのでご案内することは出来たのですが、勤労統計だけと云うのもいかがなものかと思い休刊日といたした。
もっとも、ご案内している広報の内容は大多数の方にとっては“どうでもよいことですが”でございましょう。

片陰に入りわが影を休ませる(津田和敏)

昨晩のNHKのローカルニュースで神田駅構内に食堂車風飲み屋さんが開業したと報じていた。早速どんなものかと覗いてみた。
場所は北口の改札口外側の地下鉄への降り口あたりである。写真1のようにしっかりと表示されているので脱線することはないだろう。“日本食堂”とあるのがうれしく懐かしい。
先ず、飲み屋としてどうかと検分すれば、別段高くはない。角ハイが450円(スイカ支払で430円)だしオイルサーディンが400円(同380円)だから、普通であって、特急料金ということではない。
お通しにサービスのお新香が少々でたが、置いたあと“出発新香う!”と店員さんの駄洒落が入った。写真2

店内であるがテーブル席はなくカウンター席だけだから食堂車ではなく新幹線にあったビュッフェに近いのではないだろうか。座席数は15くらいと見た。車掌さんの説明では椅子は運転席の椅子だとのことだし、コースターは実際に昭和の頃の食堂車で使われていたコースターのデザインだそうだ。写真3。

店内の飾り付けであるが、本鉄のテッチャンはうるさいことを言うだろうが、私のような単純な汽車好きから見れば“いいんじゃない”と思う。行先表示板や駅名板などのほかに例えばコート掛けのフックは新幹線車両のもののようだ。素人には種明かしはしないのだろうが、細工は流々と言ったところなのかも知れない。

五時を過ぎるまでは元鉄道員かと思われる二組の老夫婦と私だけが乗客であったが、次第にその道の方々らしきが入り始めた。
混雑を避けて下車したが、送り出しのあいさつは“ご乗車ありがとうございました”であった。
なお、全車両禁煙のようである。


次々とコンテナ列車下りゆくブルトレゆきしこの時間帯(武田軍治)